全ての事象は陰陽を内包する

新型コロナウイルスの感染拡大防止の為の営業自粛中の為、このことについて考えたり調べたりすることが多い日々です。


マクロビオティックの観点からいうと、この世にあるものは必ず陰陽両方を含むと考えられています。

↑この絵からもわかるように、陽の中にも必ず陰があり、陰の中にも必ず陽があります。


今回で言えば、ネガティブ面は言うまでもありませんが、ポジティブ面も多くありますよね。


世界的に政治が無しえなかったレベルで空気がきれいになっていたり、足元の繋がりを見つめ直す機会が持てたり、行き過ぎた人間頂点主義から地球に生きる『自然の一部』としての私たちがどう生きるかという気持ちの変化をつくれたり…。
(自然万物に神をみるはずの東洋の日本がいつまでも経済至上にしがみついているのが不思議過ぎではありますが)


『起きた出来事に意味はなく、意味を付けるのは自分次第』

『起きる出来事はすべて自分を幸せにする為に起きている』


と常に受け取るようにしているのですが、最初ショックが大きかったですし今でも日々感情も揺れますが、落ち着いてきてからは「これは私に何を考えさせたくて起きているんだろう?」と自分なりの課題を探すようになりました。


現在、仲の良い郊外のマッサージ店さんはあまり影響を受けておらず、天神ど真ん中のBODY SPAとは全く状況が異っています。


そのことについて「客層(男性も多いお店さんなので)が違うから」「天神&博多が避けられ郊外に人が集まっている状況だから」などの要因はもちろん考えられますが、別の視点から考えてみると「お互い向き合わないといけない課題が違うから」なのではないかと思っています。


個人的に今回の出来事で何に気付きたかったのか?を内観してみると、「私は繋がりが感じたかったんだ」ということが真っ先に思い当たりました。


世界やワンネスや他者や本来の自分自身や環境など「ひとつ」から「分断された」と誤認した自分を元に戻したかった。


勝手に距離を置いて勝手に分断されたと思い込んでいた自分を正したかった。


他にも色々とありますが、この世界規模で起きた大きなショックですら自分を変えられないんだとしたら、この先の新しい世界の流れには乗っていけないと感じています。


競争じゃなくて共有・共存・共生を、ひとつから分断されているという誤解をしないこと、常に自分はあらゆるものと繋がっているのだといつも思い出すこと。


地に足をつけながらも、大きなものと繋がっている感覚を常に抱いて、日々再構築をしていきたいと思います。